管理職の履歴書/職務経歴書

管理職といっても、業種・職種によって、その書き方は異なります。まず、大事なのか、管理職は、管理能力があること。また、業界の経験が長くその業界を知り尽くしていることです。

管理職の職務経歴書の書き方ポイント
管理職を希望する場合、避けて通れないのが、実績です。具体的には、どの企業のどのポジションに居て、何人をマネジメントして、どのくらいの実績を残したかということです。

例えば、チェーン展開をしているレストランを1店舗もかされていたとします。この場合、店長としての就業期間、売上げ実績、スタッフの人数などが、具体例となります。さらに、数あるチェーンのなかで、売上げの実績はどのくらいの順位にいたかなども履歴書・職務経歴書の合否の大きな要因となるでしょう。

管理職の志望動機の書き方
管理職の志望動機の書き方は、簡単ではありません。管理職という重要なポジションにいながら、新しい仕事を探している、今までのキャリアを捨てるというのは、場合によってはマイナスとなってしまうでしょう。

注意すべきなのは、あまり前職の会社のマイナス面を志望動機に書かないことです。あくまでも新しい環境で、もう少し違った面で、マネジメント業務に関わっていきたいとアピールしましょう。

例)レストランチェーンのエリアマネージャ 悪い例
5年間のエリアマネージャの経験からスタッフの育成や、サービスの向上など、店舗マネジメントの経験を学ぶことができました。私は、さらなる顧客満足度の向上を目指し、長期的な売上げと利益をあげることができるような戦略をと考えておりました。しかしながら、現在の○×フーズでは、1年間で、100店舗を新規で立ち上げ、新規エリアで、顧客の獲得に力を入れております。現状では、スタッフの育成と、お客様への満足度が追いついておらず、新規店舗の地域でも、競争力が低下しています。このことについて、何度も本部へ意見書をお送りいたしましたが、本部の方針は、短期的な売上げをあげることが、最優先という事でした。

このような体質の企業に嫌気がさしたので、新しい環境で働きたいと考え、志望いたしました。

例)レストランチェーンのエリアマネージャ 良い例
○×フーズの在籍中から、御社の高いサービスについて、よく耳にする機会がございました。御社は、質の良いスタッフの育成プログラムと、無理な出店をせずに、1店舗1店舗を時間をかけて、育て上げお客様満足度を最大限に高めるという経営理念で事業を行っており、深く共感を抱きました。前職での5年間のエリアマネージャの経験を活かして、店長の育成、地域とのリレーションなど御社に貢献させて頂ければと思います。