エンジニアの履歴書/職務経歴書

ITエンジニア、機械・メカトロ、電子・電機・半導体、建設・土木など、どんなエンジニアにも共通して言えることは、エンジニアの履歴書と職務経歴書は、スキルと経験がモノを言うということです。

エンジニアの職務経歴書の書き方ポイント
資格、スキル、プロジェクトを年代別にわけてしっかりと書くこと。

一番重要なことは、経験したプロジェクトの外洋を細かく事です。例えば、ITエンジニア出れば、次のように書くと良いでしょう。

■Web受発注システムのパッケージ開発/自社開発 (2005年4月〜9月)
[担当業務] 受発注管理部分の詳細設計、プログラミング、品質管理を担当。
[開発環境] OS/Linux DBMS/postgreSQL 開発言語/Java,PHP
[プロジェクト規模] 6名 (役割/サブリーダー)

2004年5月〜2004年12月
大手メーカー 600M B-PON量産試験機制御ソフト開発
■担当フェーズ:基本設計、詳細設計、プログラミング、テスト
■開発環境:Windows,C
■メンバ数、役割:3名/プログラマ
2005年1月〜2005年5月
大手メーカー 基幹系ルータ開発
■担当フェーズ:基本設計、詳細設計、プログラミング、テスト(単体、結合、システム)
■開発環境:Windows,BSD/OS,C
■メンバ数、役割:5名(部門全体:約200名)/プログラマ

このくらい細かく書かなければ、エンジニアとしての履歴書とは言えません。.

エンジニアは、経験したプロジェクトが全て

技術力と、実績が全ての判断基準に

できることと、やりたいことを区別するのは、エンジニアとして大切です。日々変わる技術革新の中で、エンジニアにとって、全ての技術を身に着けることは不可能です。だからこそ、過去のプロジェクトから、自身の強みを身に着けて、それを伸ばしていく必要があるのです。

逆の言い方をすると、強み以外の技術は捨ててよいでしょう。また、同じ業界の同じ職種のエンジニアといえども、関わったプロジェクトによって、キャリアの方向性が大きく違うものです。企業選び、履歴書・職務経歴書の書き方も同じように、自身の経験したプロジェクトを中心として書く必要があります。